このレビューはネタバレを含みます
うーん…[ トリハダ ]の悪いところをギュッと集めちゃったみたいな…。
せっかく雰囲気の良い女優さんを起用しているのに、最終的にはアーッハッハと高笑いからの急に真顔、のパターン。トリハダの時から多くない…?そしてこの演出って全く効果的じゃなくない…?高笑い観てる時点でこっちが真顔だよ。
そして先の読めすぎる展開が辛い。コンビニの人、小学生の暗示、引き篭もりの弟…そんなまさか、ってくらいストレートで何の捻りもない。びっくりした。
メインの流れを担うモデルの子みたいな話もチープ過ぎる…。唯一良かったのは時系列が逆転している処だけれど、家の中に居たガリガリの女性が橋本愛だとパッと観で気付けなさそうなのと、配達員の男性の顔は流石に憶えてなかった為に勿体ない事になってしまった。
最後まで観てやっと”あぁ、アレがアレでこの人がそうか”みたいな。
そして最後はま~たちょっと不敵な笑み、みたいなので終わる。ワンパすぎ~~ワンパターンすぎるよ流石にー。
あぁ残念だった、って思い返すと、スピード写真のヤツのが一番良かったかも知れない。
こいつら何でも二度見する上に、すぐ近付いちゃう。見なかった事にするって選択肢はないのかよって気持ちにはなるのだけれども。ホラーだからね。