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レ・ミゼラブル 終わりなき旅路のmakoのレビュー・感想・評価

3.9
三幕構成になっていて
第一幕は平成3年〜の神戸。
第二幕は平成16年の東京。
第三幕は平成30年の福島が舞台。

馬場純役は青年期•吉沢亮、壮年期•ディーンフジオカ。正当防衛の末、殺人を犯し少年刑務所へ。弟の容態が悪化したことを知り脱走してしまう。脱走後、徳田育成園に身分を隠して暮らし始める。そこで弁護士を目指す渡辺拓海(村上虹郎)と出会う。阪神淡路大震災で拓海は瓦礫に挟まれてしまう。馬場は助けようとするが拓海に自分になりすまして生きるように告げる。

斉藤涼介役は青年期•清水尋也、壮年期•井浦新。父親を馬場に殺されてしまう。馬場が脱走し、阪神淡路大震災で亡くなったことを新聞で知る。その後刑事になるがひょんなことから拓海になりすました馬場と出会う。

馬場は拓海が弁護士を目指していた為、その意志を継ぎ弁護士になっていた。
斉藤は馬場が生きていることを知り、馬場を逮捕するため証拠を集め逮捕することに執念をもやす。

観ごたえのあるドラマでした。
人を殺した事は事実だがやむにやまれぬ事情もあった。だからといって殺していいわけではない。脱走もいくら事情があってもしてはいけない。だが、やってしまった事実だけでその人を悪だと決めつけるのもどうなんだろう。その後の善き行動もまたその人だから。

ただ、被害者家族としては許せない気持ちでいっぱいなのは理解できる。

印象に残った台詞。
•簡単にできる方か、難しいか方かどちらか選ぶなら難しい方を選べ。

•過去は変えられないが未来は変えることができる。

観ごたえのあるドラマでした。
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