ねむ

イノセンス〜冤罪弁護士〜のねむのレビュー・感想・評価

イノセンス〜冤罪弁護士〜(2019年製作のドラマ)
3.5
坂口健太郎さんが主演なので楽しみにしていたのにことごとく見逃していてHuluで再会しました。

脇を固めるミドルクラスの俳優が一昔前までは主役を張っていた事を思うと、2枚目ポジションの変遷を感慨深く思いました。

少しずつ世代交代していくんだね。

ストーリー自体は安心して観てる。
もうショッキングな出来事や胸の震える悲しみを様々な事実や物語の中に見え過ぎていて俯瞰気味。

1話のハイライトは『なんで決めつけるんですか?』
負の側面から見えることで悪いことしてそう、と同じ比重で、家族思いな行動をとったから良い人そう、という感覚も思い込みではないかということ。
事実がなんなのかを突き詰めなければならないってハッとした。
黒川みたいに、誰から見ても1つの答えに辿り着くような答えを探すの、集中するのが面白いのわかる気がする。
情とか忖度とか矜持とも違う、何ていうか1番強い気持ちは探求かもしれない。

あと、King gnu 白日がエンディングだったのでとても楽しみにしていたけど入るタイミングもう少しだったな〜良い歌だからもっと効果的に入れられそうだったけどな〜という余韻。

↑…からの第6話ヤバかった泣いた。
割り切れないこともあるよな。
真実の味方であることは同意しかないが、これで一体誰が救われるんだろうと思った。優先順位がもしあるなら、そいつじゃあないだろうってどこかで思ってしまった。
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