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セックス・エデュケーション シーズン3のmendeのレビュー・感想・評価

4.0
性の話も、人権の話も、恋愛の話も、少しもモヤッとせずに見られて、しかも楽しい。今までのシリーズと同様、信頼感が半端ない。

基本は学園ものだけど、親世代のことも扱っているので、大人のエデュケーションも可能。大人(自分です)もアップデートしていかないと。

ただ、新校長のエピソードはちょっと新鮮味がなかった。校長にしては若い女性で、自分のことをフェミニストといいながら、髪のカラーリングをやめさせたり、ピアスをやめさせたり、制服を導入したり、生徒会長の首をすげ替えたりと生徒を統制しようとする。生徒に対して「あなたがどうしたいか、よく考えて」なんて言いながら実質、選択の余地を与えないというのも嫌なところだった。
でも日本の学校ではより厳しく、より奇妙な校則が多いので、ドラマの中の抑圧的な描写ですらあまりそうは見えないかもしれない…。

シーズン4も決まっているらしいが、次は東アジア系の登場人物がいてもいいんじゃないかと思う。
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