バットマンシリーズの前日譚、シーズン2。
前半はゴッサムシティの市長の座を狙いつつ、ウェイン家との因縁を持つテオ・ギャラバンとの戦い。
後半はシーズン1でも仄めかされていた、悪人たちを実験台にした謎の研究の一端が明かされる。
シーズン1で各キャラクターに愛着が湧いているからこそ、テオ・ギャラバンとの戦いは悪役にとにかくムカついてお馴染みのキャラクターを応援したくなった。
聡明で素直ながら逞しく成長してゆくブルース・ウェイン、ブルースを守りつつ導く武闘派執事アルフレッドの主従コンビが好き！
主人公のジム・ゴードン刑事もメキメキ格好良くなっていって、シーズン1よりさらに愛着がわいた。
ジムの相棒のハービー・ブロック刑事も好き。
悪人なのに不憫なペンギンちゃんもやっぱり憎めなくて好き。
後にリドラーになる人物の本格的な覚醒をはじめ、次々と有名ヴィランが出てくるから、見応えはありつつ「こんなにみんな一気に登場させていいの…？」というのは気になった。
あと、22話もあるのに、場面によってはやたらと展開が早い。もっと丁寧に描いてくれても良かったのになあ。
ゴッサムシティだから基本的に悪人だらけな中、多くのキャストが同じ人物の善性と悪の部分と、両方を演じ分けているのがすごい。
このままシーズン3も続けて観る！
