仕事熱心だが協調性に欠ける性格で周囲から疎まれている女性警察官のボンソンは、ある日、昇進試験に失敗。不当な人事考査に抗議して警察署の前で単独デモを敢行し、上司から「懲戒処分か新しく導入された心理治療室行きかどちらかを選べ」と迫られる。しぶしぶ診察室を訪ねたボンソンは、変わり者の匂いがする心理カウンセラーのテファに唖然。しかもその帰り道、バイクに乗った生意気な青年ジェヒと衝突しそうになったボンソンは、初対面のジェヒからデコピンをくらって憤慨する。 後日、客が暴れているとの通報を受け、新米警官のマルとともに高級アパレルショップ「ペルケ」に出動したボンソンは、ここで駐車場係として働くジェヒと再会。どさくさにまぎれて足のスネを蹴っ飛ばすが、その帰りにジェヒが運転していた客の車にパトカーをぶつけてしまう。これがもとでクビになると騒ぐジェヒだったが、実はジェヒは「ペルケ」の代表取締役であり、優秀なデザイナー。正体を隠して自分の会社に極秘潜入し、ショップの問題点をチェックしていたのだ。家に帰れば高級マンションの最上階で、共同経営者のファヨンとその息子アインと同居しているジェヒ。そうとは知らないボンソンは、ジェヒに会うたびにいがみあいを繰り返し、少しずつ彼に惹かれていく。一方、ボンソンの母親の再婚相手の連れ子のダルは、玉の輿を夢見てお嬢様のふりをしていたが、化けの皮がはがれてボンソンの家に転がりこむことに。もちろん抵抗するボンソンだったが…。
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