折角、澪と数馬がと思っていたけれど、悩んで澪が料理を取ってしまい、数馬は彼女の思いを尊重して、あえて自分が悪者となる。そのことが澪を苦しめるけれど、それもまた受け入れていくしかない2人の切なさと思い合う気持ちが凄く伝わってきた。
そして、もう1人、野江との関係もまた何に置いてもかけがえのないもので、果てしなくもあるけれど、いつか野江ちゃんを見受けるためにも頑張ろうとする澪の姿。どんだけ登龍楼の嫌がらせがあったとしても、女性の料理人と蔑まれたとしても、大切な人のために作る料理に対して、自信を持って出すことの誠意を理解してくれる方たちもいるということが澪にとってかけがえのないことで、決して直接顔を見ることが出来ずとも、野江ちゃんと澪がお互いを思いやっている姿は愛おしく思う。
まだまだ、物語は続くと思うので、これからも楽しみにしています。