ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜A Stranger in Shanghaiのドラマ情報・感想・評価

  • Filmarks
  • 日本ドラマ
  • ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜A Stranger in Shanghaiの情報・感想・評価

ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜A Stranger in Shanghai2019年製作のドラマ)

公開日:2019年12月30日

製作国:

ジャンル:

3.6

「ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜A Stranger in Shanghai」に投稿された感想・評価

さくぽて

さくぽての感想・評価

3.6
0
すごく面白いというわけではないのだけど、
なんか心に引っかかり、心地よい。
松田龍平の芥川は、実際の芥川とは違うと思うけど、魅力的。
アグニの神読みたくなった。
りくま

りくまの感想・評価

5.0
0
話も画面も黒かったりするけど松田龍平の演じる芥川龍之介最高過ぎるんだー!好きー!
なっこ

なっこの感想・評価

3.0
0
画面近くに座って街並みに一緒に入り込むように見た。私も彼と一緒に過去の上海ストレンジャーとなる。
ネットで検索してたら8K上映イベントもやってた情報も引っかかってきた、テレビドラマだけど映画並みに素晴らしい作品だと思う。映画館でこの映像と音楽に浸りきって見たらまた違った感想だったかもしれない。
自宅のリビングでも十分当時の中国の水辺に連れて行ってもらえた気分。ほぼ全編中国ロケらしいけど、ヴェネツィアみたいに船で移動するようなところは一体どこなんだろう。ラストシーンもそこから風を感じるくらい静かで素敵な面だった、何時間もそのままカメラを据えてて欲しい、今流行りの焚き火映像みたいにずっと見ていたかった。
彼が訪れる知識人たちの家はどれもとても立派で建物自体にも見所があった。土砂降りの雨が降りしきる様子が何故か印象に残っている。そこで語られる桃太郎の話も。
どっかの家の前にあったおっきな狛犬みたいな像があまりに可愛くて、もっと映して欲しかった。夜の歓楽街のシーンもオレンジの街灯の色が濡れた路面に反射してとても幻想的で美しかった。

/あらすじ/(NHKHPより)

1921(大正10)年、芥川龍之介(当時29歳)は新聞社の特派員として上海に渡る。子どものころから「西遊記」などの古典に親しんだ芥川にとって、そこは憧れの理想郷のはずだった。だが、当時の中国は動乱のさなか。清朝を倒した革命は、やがて軍閥の割拠という混乱に至り、西欧諸国や日本が上海の租界をわがもの顔で支配し、民衆は壮絶な貧困にあえいでいた。
理想と現実のギャップに絶望すら覚えながらも、芥川の知性は巨龍・中国の精神世界へと分け入っていく。そこで出会うのは、革命の世で政治と向き合う知識人たちと、裏路地で日々をしたたかに生き抜く妓楼のひとびとだった…。

/感想/
原作未読。青空文庫にもあったけど紀行文が文庫で出てるみたいなのでそちらで読んでみようかな。
映像と音楽がとても美しいのでそれだけでお腹いっぱい。storyは視点的人物に共感しながらどこへ向かうのか分からずただ着いていく感じ。この時代の中国についてフラットな目で見ることは当時の日本人も今の日本人でもとても難しいはず、だからたんたんと見ていくという感じがした。当時の雰囲気が垣間見えて、芥川ってこんな人だったのかもしれないと、ちょっと身近に感じられた。
コロナになって海外にも行けない中では、ちょっとした旅気分で見られるこの作品は需要がありそう。また見返したい作品のひとつ。
L

Lの感想・評価

4.5
0
中国×松田龍平の艶麗さは筆舌に尽くしがたいもので、ずっと夢見心地だった。
みくり

みくりの感想・評価

4.0
0
映像が美しかった。暗闇の中で水溜りに反射する街の灯りが綺麗だった。
nobiiita

nobiiitaの感想・評価

4.2
0
観てよかった。
渡辺あやの脚本力に改めて感嘆した。
松田龍平は、ちっともうまくならないと思うのに、その物悲しげなモノローグや、長い手足から生まれる仕草や朴訥とした佇まいがなぜか言葉以上の物語を表現しているようでこころに沁みる。

こんなにも贅沢で美しい上海ロケで制作されたほんの一回こっきりのドラマを、テレビドラマで堪能できる豊かな日々は、いつか戻ってくるのだろうか。
あお

あおの感想・評価

3.3
0
何を描きたかったのか謎で(最後にようやく腑に落ちる部分もあったが)、なんだか色々勿体無いなと感じながら観たのだが
これが芥川龍之介の作品の世界観にも忠実なんだとしたら、嫌いではない(恥ずかしながら芥川作品は大人になってからちゃんと読んだことがない)。

岡部たかし、中国語うまっ
中村ゆりvs奈緒、最高(芥川龍之介の女の趣味がいい。笑)←超個人的感想

ほぼ全編を上海で撮影、8Kの映像美をウリにしていた。再放送で鑑賞。
現地の人の役はみんな中国の俳優さん。
撮影背景や舞台裏の解説を読んでおいたほうがよい(逆に言うと、映像だけではさほど伝わらない…)。
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/416270.html

松田龍平の棒読み風の演技はいつも良い味だけど、さすがに今回ちょっと棒すぎてどうかと思った(語りは良いんだけど、台詞が)。作家感はめちゃくちゃあるけど。

主題歌のピアノの旋律が綺麗。作曲は稲本響さんというピアニスト。なるほど。

ルールー役の俳優さんが超絶美男。これが処女作らしい。
http://mangotokyo.livedoor.blog/archives/21634339.html
林黛玉役の女優さん(徐玉蘭)の泣きの演技もすごみがあった。

正直芥川龍之介の理解にも、当時の上海情勢の理解にもさほど繋がらないが、大正という時代に想いを馳せることはできた。
原作となった芥川の「上海游記」を読みたくなる。あと当時の中国を知る現地の映画も…何かないかな。
AnnaUtsumi

AnnaUtsumiの感想・評価

3.7
0
大正時代の混沌とした上海に新聞社の特派員として訪れた芥川の物語。
退廃的な人々の佇まいとロマンチックな情景が美しくて刺さった。

松田龍平の借りてきた猫みたいな雰囲気が世界観にはまっていてよかった。
映画にしてほしかった気持ち。

このレビューはネタバレを含みます

四ヶ月間特派員として上海に来た芥川龍之介。しつこい女から逃げたくて来た。耳も聞こえず口も聞けないが心根が優しく字が書ける青年ルールー、流れた血にビスケットを浸し、近しい人達が口にしてその人達の中で死んだ人の血は流れ続ける。妖しく美しい上海や湖西の風景の中、事実を基にしたフィクションの物語が続く。死体やら乞食やら暴力やら売春やら阿片やら、想像(創作?)と現実がフワフワして芥川の目を通して見ているような部分も少しあり、ちょっと酔いそうな作品。日本では政治などは文学と比べて下等なものだと思おうと口を挟まぬようにしているが、混乱して堕落している支那にいると政治の事ばかり考えてしまう、と。
ポルケ

ポルケの感想・評価

3.6
0
松田龍平の棒読み感がいい意味で味を出している。
文筆家であり政治に関心がない芥川が、中国の混乱を感じている様をうまく演じていると思う。
これが、棒読みではなく熱や感情がこもった話し方になると、文筆家としてではなく"特派員"感が強く出てしまうのでベストな演技だったと思う。

上海の旧疎開地を訪れたことがあるが、雑踏とした感じや、劇中で芥川が触れていた、何もかも騒がしく派手で、しかし、子供の泣き声なども気にしない不干渉な感じというのもうまく表現されているドラマだった。どのように撮影したのか気になる。
この時代の面影が今の上海にもある気がする。(現在の上海の雰囲気しか知らず、当時の上海を知らないのであくまで想像だが)

一つ思ったのは冒頭に出てくるインド人が、インドでは少数のシク教徒だったが当時の上海にいたのかは疑問。インド人=シク教徒という安易なステレオタイプでなければいい。

芥川が中国という歴史もある大国の混乱や日本、世界の混乱を見て自殺してしまったのもこのドラマを見て少しわかる気がした。
>|