あまり期待せずに見たけど(期待せずに見たせいか?)なかなか面白かった!
感染症によって人類がぐっと数を減らし、残った者も目が見えなくなった世界。なんと全員盲人。
文明は継承されず、中世レベル。
そこに現れる圧倒的有利な目が見える人間。
主人公は小さな部族の族長、ババ・ヴォス(ジェイソン・モモア)。身ごもった女マラを妻とし、彼女が産んだ双子、ハニワとコフンはビジョンをもっている。
目が見えないが圧倒的に強いババ・ヴォスがちょっと座頭市っぽい。見どころは彼のアクション。
『ゲーム・オブ・スローンズ』ほどの壮大さもエグさも駆け引きもなく、それに比べるとこじんまりしているが、残虐な女王やその手下も出てくる。
双子の名前が埴輪と古墳だけど、特段日本に関係しているわけではない。でもババ・ヴォスの武器のひとつが日本刀だったりすると、ババって『決闘高田馬場』?という気になってくる。彼の兄の名がエドなんだけど、EdじゃなくてEdoで、まさかの江戸? とはいっても日本関連の何かがあるわけでなく、エキゾチックな名前として利用しているだけみたい。
ハニワとコフンの実の父が、文明消滅以前の本を収集しているんだけど、500年もたった本の印刷や紙がもつものなのかな?
Apple TV +は視聴している人がそんなに多くないけど、なかなかいいオリジナル作品がある。
ちなみに来週からシーズン2がスタートする。