新聞の誤報によって、被害者の妻は加害者呼ばわりされ、騙されて誤報を出してしまった記者は苦しみながらも、誤報（虚報）の原因を突き止めようと奔走する。
単純に誤報云々だけではない、そこには過去、彼の父の死に関することも複雑に絡んでいるのか…
同じように轢き逃げ事件の誤報を追うネットニュースの社長を演じる松山ケンイチさんも、今までとは違った役どころ演じていますね。スタイリッシュなスーツ姿で、スマートな立ち振る舞いの中で、一体何を考えているのかわからなくなる表情。でも「憎いのは加害者（轢き逃げを起こした）」と言っているということは、悪いキャラではないんだろうけど、情報を得るためには手段を択ばないというのはね。
主人公を演じる松田龍平さんも誠実な記者なんだろうけど、父の事、その同僚の死、そして誤報（虚報）の情報を自分に提供した元記者の先輩をこれからどう追い詰めていくんだろう。
被害者の妻を演じている小芝風花さんもとてもいい。
疲れ切った表情の中にも死んだ旦那さんの子供がお腹にいるということで必死に守り、生きて行かねばという思いが痛いくらい伝わってきます。
キャストも、若手からベテランまで魅せてくれる方々たちなので、これからどう物語が展開していくのか楽しみです。
メイクニュースを作った張本人は暴かれるんだろうか？
