原作は未読。
大手ゼネコンに勤める主人公が、職場異動で業務部へ行くことへ。なぜ自分がと戸惑う。業務部は公共事業など大口案件を受注する部署。
いきなり、談合。
戸惑いながらも談合の神と言われている人物が実は自分の母と縁のある人物で意気投合。若いながらも最初は談合に対して反発しながらも徐々に変化していく様子がなかなか面白く描かれていて、でも最終的には池井戸作品らしいどんでん返しが待っているという感じでした。
業務部のメンバーがなかなか個性的で魅力ありました。
主人公の彼女が若干イライラしたけど(笑)
談合という悪しき慣習を終わらせるには色々大変なんだなぁと思ったりした。思っていた物語とはいい意味で違った(笑)