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鎌倉殿の13人のRIOのレビュー・感想・評価

鎌倉殿の13人(2022年製作のドラマ)
4.5
源氏嫡流の血すじを巡って鎌倉殿にしようとする熾烈の争い
北条・三浦・畠山・比企が競い合う姿は頭脳戦 徹底抗戦でドロドロだけれど梶原景時に上総広常はただ事ではない迫力でした

迷いのある顔は面白いと運慶に言われた北条義時
源頼朝の鎌倉の挙兵は美しかったです 何でも始めは良いな 鎌倉を背負いながらイカツイ事を繰り広げて多くの血を浴びまくり修羅の道に入った義時は迷いのない顔になり冷酷になりました

人前の涙はいつもひいてしまうのに
ここまで流された涙は全話に渡って美しかった

大泉洋が後白河法皇に夢枕に立たれるのが可笑しかった これはずっとやっていて欲しい
小池栄子の魅力アップ
尼将軍政子の迫力は大江広元の見えなかった眼が開くほど

武士政権が東から西へと陣地を広げて磐石にしていくために充分な命のぶつかり合い亡くなった13人でもありました

何もかも呑み込んでいく義時は魔物に取り憑かれているようでもあり誰にも犯されない聖域を持ってるからこその決意にしか出来ない事だなと感動した
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