泣いたし笑ったし励まされたドラマ。主演4人のバランスと掛け合いが絶妙。4人とも演技力抜群で、実は日本のどこかにいるんじゃないの？ってリアルさがあった。
人生で遭遇するビターな経験の詰め合わせを見た。九条さんと別府くんの関係はもう見ているこっちが辛くて、大人って難しいよなあってなった。ずるくない人なんていない。
有朱ちゃん怖すぎ。サイコパスってこんな感じなんだろうなって人。すずめちゃんへの誘惑講座は勉強になりました。
真紀さんとすずめちゃんの過去。カルテットのメンバーが理由を無理に聞かない、その優しさが見ていて嬉しかった。世の中の正論とされている側じゃなくて、目の前の相手の気持ちに寄り添った対応は見ていて涙が出た。真紀さんの「泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます。」は至言。
自由を手にした彼らはグレー。全部綺麗に解決してないけれども、白黒ついてないけれども、この調子で彼らは一緒に生活していくんだろうなあという希望が見えるエンディングだった。
