平成版も観てるはずだけど、記憶にほとんどないので、気持ち新たに素直に見られました。
いいドラマだった!
生きるのが下手な赤名リカ。
嘘が上手くて下手な赤名リカ。
優しいオンナ赤名リカ。
近づき過ぎると全てを焼き尽くす女。
〝やっぱやだっ!私、カンチじゃなきゃ〟
この後のリカの涙………私も一緒に泣きました。
カンチは一生この涙は忘れられない筈。
というより、リカのことは一生ついて回るに違いない。
そんな女リカには圧倒的石橋静河!
イイ!上手い!浴衣の赤名リカがとてつもなく可愛いかった!!
彼女の出演作品は結構観てると思うけど、今回のドラマも配信しかしてない時から早く降りてこい〜と、期待してたのだが、
裏切らないね〜。
伊藤健太郎も、考えが浅くて甘い、でも純粋?単純?な男カンチを見る側にイライラさせながらも嫌いになれないキャラとしてうまく演じていたように思います。カンチそのものに見えてくるんだよね(笑)
そういう意味では石井杏奈も、見る者をイライラさせる関口を実にうまくやってのけたもんです。でもね、うちに秘めた強さが垣間見えて、実はしたたかなんじゃないのか、関口!
清原翔もどーしょーもない厄介な男を、実にクールにやっていてナイス!
しかし、あの略奪シーンはどーかなぁw
王道とはいえ恥ずかしいw
けど、ドレス姿の彼女の屈託のない笑顔には、思わずニッコリしちゃった。
ひとは誰かを傷つけながら
だれかに傷つけられながら
幸せになるのか。
果たしてそれは本当の幸せなのか。
別な幸せを見つけてしまったら
また傷つけて次にいっていいのか。
結末はやはり圧倒的赤名リカ!
カッコいいよ。あの一緒にいた男、まさか名前はカンチかな?(笑)
保奈美版のリメイクではないと、聞きましたが三木康一郎監督はこの状況を楽しんでいたようで、比べてみるといいよ、なんて余裕でした。
地上波で同じ三木監督作『ギヴン』が同時期放映されてましたが、共に東京タワーが見える屋上がとても効果的なロケ地となっていました。全く同じ構図で、あ!と、すぐわかったよー
エンディングの映像が素敵で、Vaundyの曲と最高にマッチしてて、毎回楽しみにしていました。
特にラストショット、
ライトアップした東京タワーを真上から見た画が大好き!
エンディングだけ繰り返して見たりしてました!
ホント、いいドラマだ!!