最高のチーム
第4機動捜査隊としてのチーム、それを作りだしたドラマスタッフ、全員素晴らしかった。
圧巻の野木脚本。ドラマを通しての話、独立してる話、うまく絡ませながら、分岐点というキーワードをもとに良質なドラマを書いた。
それを活かす塚原演出。この手のドラマは、もう少し大袈裟に演出しても良いのだが、ありのままを映す感じが、MIUの良さを引き出した。
面白いと言っても、1回見るだけでは理解が追いつかない話もあり、何回も見たくなる。
個人的に4,6,7,8話はホントに良い。というより、久住に関わらない話にも魅力がある。
キャスティングもピカイチ。菅田将暉を予告なしで出し、小日向文世を伊吹の師匠として出す。リアルタイムで見るドキドキはテレビでしか味わえない。
また、警察内に悪い奴がいないことも良い。人間関係の縺れの末に悪い振る舞いという、どこかリアリティのある演出。
ホントに面白いドラマだった。アンナチュラル、MIU404の世界線が同じであるなら、3つ目を作るか、スペシャルドラマで見たい。
