つかどん

太陽の子 GIFT OF FIREのつかどんのレビュー・感想・評価

太陽の子 GIFT OF FIRE(2020年製作のドラマ)
3.1
人間って人間同士で生きてるって感じた。

人は人によって、簡単に壊される
人が作った街も
人が生み出す生活も
何もかも全部、一瞬で壊れる、
人によって。


今生きている人も
戦時中生きている人も同じ人間なのに
どうしてこんなに残酷なのか


あの頃は戦争に対して未知だった
核爆弾に対して未知だった
今は当たり前の感覚が当時の人はただ知らない。今を生きることに必死で、未来がどうなるから今こう生きてるってわけでもない。ただ目の前の今を生きている。

それは今の、COVID19の社会も少なからず同じことが言えると思う。
今は誰もが未知で、ただ目の前にある今を生きることに必死。その後がどうなったかなんてわからない。でも50年後の世界では、今のことを何かしら反省して、何かの教えを受け継いでいると思う。
戦争は恐ろしい、というように、
差別かもしれないし、経済のことかもしれない。感染対策かもしれない。政治のことかもしれない。
今はわからないけど、何かしら今から学び得て受け継がれるべき反省があるのだと思う。

戦争が二度と起きてはいけないように
こんな社会に二度となって欲しくない。
未知であること
それはとても恐ろしい。
ただ、未来を見ることに教えがあるなら
今も少し未来をみて、今何がいけないのか考えるのも必要なのではないかと思う。
今を生きることに必死なのは当然だけど、それでも未来のことを考えることができたらと思う。


ドラマ自体は少し難しかった。
つかどん

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