ひこ

呪怨:呪いの家のひこのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
4.5
3年ぶりに鑑賞。イッキ見。今作イッキ見のし易さが最高。やっぱトラウマクラスでいい。

今年、呪怨ザ ライブの舞台を観に行き、久々に良質なJホラーが観たくなり、よくすすめられる残穢を初鑑賞してなかなか良かった。

思い返せば今作はまるで呪怨×残穢のミックスのよう。元を手繰ると同じ。
実際の事件と結び付けてしまうのは禁じ手だが怖さは増す。でも不謹慎極まりない。

やはりJホラーの魅力はジャンプスケアに頼らない背筋の凍るゾワゾワ。

呪怨のいい部分をしっかり取り入れつつ、
スプラッター的な怖さまで交えてしまったらもう怖いに決まっていて、禁じ手の詰め合わせ。

ニューヨークで以前、スリープノーモアというビルまるまる昔のホテルという設定で仮面被って入る客はいないというテイになる日本では考えられない舞台というか作品の中への没入を観たことがあった。そこで血まみれの赤ん坊に暗闇で遭遇したトラウマ以来、
まるであの時の赤ん坊かのよう。
赤ん坊恐怖症になるわ。

うちには猫がいるので自分も踏み入れてないか確かめながら生活したくなる。
ただ、逃げてって言われたって不可避。

改めてオリジナルの呪怨も名作だと再認識。
90年代ノスタルジーが相まって深みが増す。
伽椰子や俊雄、俊介らは今作いないもの
黒猫や教員とか精子としてのウイルス感とか彼らの要素であるものは全て登場している。





ソンカイノー
ソンカイノー…
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