ひこさんの映画レビュー・感想・評価

ひこ

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.5

ラッセルクロウがエクソシスト!

思いの外、古典的でシンプルな悪魔払い系でした。こういうのが好きな人も多いと思いますが、
個人的には悪魔ほどの方なら人なんかもっと簡単に殺しちゃえばいいのにっていつも思
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.5

素晴らしい映画でした。

おじさんって年取るとなんでこう堅物になり、拘り持って頑固に気難しくなってしまうのだろう…
でも本当はとっても繊細で、沢山傷ついてきて、辛い経験をいくつも背負ってきたからこそ、
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.6

素晴らしい短編!
自分の知らない作品の多さに絶望しつつも、その歴史に感動しっぱなし。当時の声が沢山聞けるだけでうるうる。
ウィッシュで日本語版を観て、そこでレビューしましたが、さらにDisney+で英
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

4.2

舞台挨拶中継つきで鑑賞♪
柱の皆さん勢揃いが見れて幸せでした。

オリジナルシーンが沢山あって衝撃!
オープニングの総集映像は各エンディング曲で繋いでいくのも新鮮で良かった。

前回と違って刀鍛冶の里
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

昔からプーさんのハニーハントが大好きだった。遊びたくて、好奇心あって、でもおばかさんの自分。
本を読み上げるプーさんのスタイルに本当に引き込まれるし、キャラクターたちの実写版造形の可愛らしいこと。あえ
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アニー(1982年製作の映画)

3.7

不屈の名作ミュージカルアニー!
毎年日本でもオーディションが風物詩。

2014年のハイテクアップデート現代版を見た後だと、なんと古臭く感じてしまう。でもこっちこそが本来の形。
それを思うと2014の
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.1

シンプルで王道!
愛がたっぷり。

超絶現代版アップグレードに堪えうるのはだからこそ。2024で10年たった今見てちょうどいいぐらいのハイテク。
そして豪華キャスト。
キャメロンディアスがまさかの役だ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

3作かけてすっかり主人公が人間からエイプへ入れ替わったぞ。
人間はついに救いのない状態へ。

シーザーの激動の生涯の3部作という完結。
初代オリジナルへ繋がっていくのが垣間見れる。人類の衰退。

次作
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.0

前作は発想も良かったし、心打つ感情移入が人間にもチンパンジーにも出来たが、
今作はよくある展開でした。

人間もエイプもまともな奴はいるが、愚かな差別主義者が戦争を生み出す。脅えて吠えてる犬が噛みつい
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.5

公開当時に見て以来。
アルツハイマーのおじいちゃんとかゴブリン主演だなーとかはわかってた。

でも10年以上月日が経って改めて鑑賞するとまた印象も変わる。
動物に対しての価値観の時代変化や、世界中で戦
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

2024年1本目!

日本が誇る歴代マリオシリーズと、アメリカのティーンものラブコメの鉄板要素の大量詰め込みエンタメ!

お手軽な尺の中に、沢山の歴代ゲーム モチーフのアクションが含まれてて、にやっと
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.9

祝ディズニー100周年!

あぁ200周年でまた集まる時は自分がいられないのが寂しくなる素敵なメモリアルな同時上映でした。吹き替えで見ましたが、当時の声優だったり色んな事情で声が変わっても似せてる声だ
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.3

スマホの電池持ちがまぁいいこと!

もっとB級を想定していたけど、突っ込みどころ満載ながら意外にも楽しめた。
ソリッドシチュエーションスリラーの名作は、
ソウを筆頭に、最近ならFALLとか、今作と似る
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.5

今の時代、ネットや電波閉ざされたら終わるよなぁというよく思うやつの現代アップデート版。そしてテスラシーンはまさに現在だなぁと感じた。もっともっと人たちはテクノロジーに頼る未来だろうから、国や軍以前にハ>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.3

韓国映画すごいわ…。

前半1時間食い入るように集中してしまった。若干中だるみというか長い印象も受けたが、意外な展開も多く総じてとても面白かった。

コロナ禍で製作や公開が延期するというなんとタイムリ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.5

続編って大概質は落ちるよなぁと思いきや、ここまで同じ描き方で面白くなるとは!

前作のSNS画面上のみの斬新だった描き方はそのままに全く別の事件を描く。
何段階ものどんでん返しに興奮しっぱなし。
個人
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.2

このシリーズ好きですが、だんだん予算減ってる?
キャストも1作目とか異様に豪華だったし、壮大な自然や美しい世界の景色も今まで魅力的だったけど、今作は美しいベネチアの街並みはエンディングぐらいでそれまで
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

正統派リブート!
意表を突く面白さでした。
ゴジラシーンがとにかく怖い!

ゴジラシーンはとにかく最高だったが、人間パートは脚本の粗が多い印象。ただそれを凌駕するゴジラでした。

夜の島の襲来は、まる
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

ディズニー+は劇場公開から配信の早いこと。

子どもから大人までが楽しめるファミリー向け作品。アトラクションの名シーンが散りばめられているので楽しめますね。

ホラーというよりはダークなコメディーで、
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ノウイング(2009年製作の映画)

2.6

序盤30分くらいまでは面白かった。数字が何を示してるかまでくらいは…
退屈せずには見られるけど、なんだそのオチは。そもそも感動もできなきゃ悲しめもせずハッピーエンドでもない。
中盤こういうオチが見えは
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.5

ロサンゼルス壊滅。AIによる核のテロか。
アメリカはAI根絶の道へ。対するニューアジアはAIとの共存を選び人類は全面戦争へ。しかしAIは想像以上に人間で。。。

ここだけ見ればターミネーターを筆頭とす
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ブギーマン(2023年製作の映画)

4.0

キングってやっぱり少年の時の怖かった思い出を本当に大切にしてる。
霧の中とか、高い草の中とかピエロとかお墓とか、行っちゃいけない所の怖さをちゃんと覚えて作品にしてる。今作は暗い所。

ちょうどいい短い
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誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

4.0

予備知識なしでタイトルだけで引かれて、評価がそれなりに高いことだけを確認して鑑賞。
だいぶたまげました。好きなジャンル!
奴の形が意外にも古典的。効果音・BGMや無音の使い方が秀逸。
それに気付かせて
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

なかなかムズいです。
そして進行も色合いも音楽もとにかく渋い。
キャストはやたら豪華。
派手なアクションはなく、会話で進行。そして曖昧なオチ。何をもって悪とする定義なのか。世の中、交渉次第や人をどう動
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

確実性の上司も冷酷なようで芯が通っている。

余計なプライドや勝手な劣等感でなく、純粋な自分の信念の正義を貫くことこそがかっこいい。
それぞれが背負ったバックボーンがわかりやすく正当で美しいストーリー
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ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

3.1

胸が苦しい。
序盤すぐにそのシーンがやってくる。
当時の衝撃がフラッシュバックする。
突然わけもわからずだったろうな。その瞬間はシーンとしてはほぼない。実際体感としてこうなのだろう。

後半の崩れてし
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃ(笑)
ようやく観れたエブエブ!

もしあの時、こうしたら、しなかったら、の世界を沢山見て現実の本当に大切だけど失い欠けているものを取り戻す。
あり得ないソーセージ指や無生物で岩や、ラク
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

なるほどー。賢っ。
法廷サスペンスとして良質な作品。もっと前に観ておきたかった。当時としては相当な衝撃作だろうな。現在だとやや使い古された展開にも感じるが、それでもこの2段あるオチは素晴らしい。みんな
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

どんなに絶望を感じても、
諦めたら終わり。決して諦めない。が教訓でしょうか。

胸糞ラストのナンバーワン映画として名高い。当時に観たのだが忘れていたので鑑賞。
冒頭から無駄のない終始緊張感が続く展開は
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

ちゃんとドイツ語で作られたことに意味がありますね。
名作リメイク。オリジナルは観れてませんが。。。
いかに人が大きな力の中のちっぽけな駒であるか痛感しますね。
合法で相互で無意味な殺人が有事では当たり
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.4

手繰っていくと根は同じ。

良質な正統派Jホラーだと思いました。
ホラーのオススメによく名前を聞くので、どうせなので夏休み鑑賞しました。

なかなか良かった。今作品の個性として、演出は正統派Jホラーな
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モンスター: その瞳の奥に(2018年製作の映画)

3.8

有罪になろうと無罪になろうと、拘束されていた恐怖とその時間は保障されないからなぁ。

実際がどうだったかはわからない感じで進むため、周囲の心配している家族らと同じような心境で語られる。

黒人で悪い奴
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

5.0

なんとよくできたストーリーだこと。
余計なアクションやら仕掛けや映像はなく、
回想以外ほぼ全て、ある幸せ絶頂の裕福な家庭の家の中で行われる。
一人の来訪者が来ることでその幸せがどん底に突き落とされる。
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聖なる証(2022年製作の映画)

2.0

ずっと不愉快だった。当たり前のことが通じない。科学の発展前にはこういう集団で信仰という大々的な洗脳での虐待もザラだったんだろうな。

現代でも得体の知れない新興宗教によるおかしなことは起きてるわけで、
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パーフェクション(2018年製作の映画)

1.5

音楽やってる人とかいないで作ったのかなぁ。音楽の描写や環境や演奏に違和感ばかり。
言ってるとキリがないけど、最後のシーンはもちろん笑えるコメディだけど、冒頭の急に弾いてないのにデュエット誘われて暗譜と
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.5

いやーなんか惜しい!!
発想はすごくいいのに。9年ごと2時間が30分ずつキレイにブロック分けされてるのでドラマみたい。

SFサスペンスでした。なんかテネット感がすごい。大事件起きる前に逆走ではなくタ
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