明蘭～才媛の春～の17の情報・感想・評価

遠い過去の時代の話だけど、嫁選び婿選びなどある種現代にも通じる話で面白い。 未だに相手の実家や親の職業、出身校などを最低基準にする“家“なんか腐るほどあるもんなぁ。 しかし17話過ぎても顧廷燁いいとこない。ほんまに主人公？笑笑。 極め付けは彼が余嫣然を選ぶ理由。 『母がおらず苦労を知っており、どんな立場の人間にも親切、だから側室の曼娘ともうまくやるだろう』という楽観的な希望から。 相手を共稼ぎの上ワンオペ子育てマシン両親の無償介護人として嫁を選ぶような現代男性とさほど変わらんやんけ！ 嫣然ちゃん逃げて 全力で逃げて！ 一方の若公爵は純粋培養のぴゅあさなのは分かるけど、北宋時代の倫理観を考えたら明蘭の言うことに道理がありますやん。武侠小説の江湖に生きる剣客やあるまいし。 最近の古装ドラマの女主人公は自由闊達に振る舞う人が多いけど、ほんまはこれくらいガチガチに縛られてたんよね。 そのリアルさが好きよ。 何かあった時に割りを食うのは絶対に女の方（加えて位も下だし）。 そこを理解してくれないって、今にも通じる男女差あるある過ぎて目眩がしてくるわ。 順序も通さないその場の熱情から出る男の「娶る」という誓いがどれ程儚いものか、洋の東西を問わず古典を2,3知ってればよーく分かります。 これ、“ラブ史劇“みたいなパッケージで売ってるけど、全く違う。 胸キュンも萌えもここまで一切ないぞ。 長楓に至ってはゴミのような男やし。 そこに父親の盛紘もいますもんね。 役満やんけー！

明蘭は若公爵が好きなんでしょ？斉衡がこんなにアプローチしているのに家柄を理由に頑なに断っているけど、世間から白い目で見られるほどの身分差じゃないでしょ？ なんでダメなの！！！

やば〜、いよいよ若公爵が一途ワンコに見えて、、き、、、ｱｾｱｾ

1/19

斉衡と話した後敢えて明蘭の顔映さないのが余韻があっていい