このレビューはネタバレを含みます
楽しく気軽に見られた。韓国ドラマの中では「秘密の森」に次いで好き。
まず主人公のアン・ウニョン先生(チョン・ユミ)が魅力的。死んだ人や化け物やゼリー?が見える特殊能力がある。でも武器はおもちゃだし、悪態つくし、遅刻もするし、不器用だし、いつも疲れてる。おもけに子どものころはハブられてた。
ウニョン先生のゼリー退治は、誰にも気づかれてないから感謝もされない、報われない。自分のためじゃなくて生徒のために、敵と戦う孤独なヒーローなのだ。「唯一の友だち」だったムン・ソリだってあっち側の人だったし。
でもウニョンは、創業者の孫で漢文の先生(ナム・ジュヒョク)という理解者に出会えてよかった。彼らはいつも生徒のためを思って、一緒に助けようとしてる。エネルギーを補給できるという実利もある。
人より高くつくというクレーンの事故で死んでしまった友だち(人から愛されるようになれとウニョンに言うのが泣かせる)や、幼稚園のころ?の死んでしまった友だちに心を寄せているウニョン。彼らのことはもう助けられないけど、虫を食べる女の子は助けられた。
コメディ設定だけど、正義感あふれるヒーローものでもあるのだ。
1話でかわいい子に告白できず、飛び降りそうになるスングォン役の男の子が、背が高くて細くて頭が小さいモデルのような体型なのに笑うとぶさかわいくて印象的。
見終わると、とんがりコーンが食べたくなった。あれ、韓国では箱じゃなくて袋に入れられてるのかな。