まぐらいだあ

仮面ライダーセイバーのまぐらいだあのレビュー・感想・評価

仮面ライダーセイバー(2020年製作のドラマ)
2.0
過去仮面ライダー作品ワースト作品。
ビジュアルはカッコいいのに、話のつくりが全然うまくない。面白いと思った話もない。
人物の因縁関係をちゃんと作っているのに、それもうまいこと消化させてない。

最初から人物紹介を丁寧にすればいいのに、それすらも放棄してキャラクターたちが表面上の人物でしかないので、まったく魅力的なキャラがいないのが一番致命傷。それこそ記号的なキャラばっかりで、ただの守るヒーローになっている。これは同じスーパー戦隊シリーズのリュウソウジャーとも同じやり方なので、正直残念だった。

本という想像力をテーマにしているにも関わらず、そこと各話でのゲストとのドラマも正直噛み合ってない。
一年間通してまるまる退屈だった仮面ライダーシリーズは、初めてである。

前作のゼロワンも1話だけに関してはライダーシリーズの中でもベスト作品なのに、中盤からどんどん面白く無くなっていきワースト作品だったが、今作は惰性で見るにも苦痛を伴う駄作でしかない。唯一褒められるのは戦闘シーンだけだった。