Apple TV+オリジナル。
2021年エミー賞のコメディ部門を総ナメしていてとっても観たかった作品！
アメフトのコーチ経験しかないのに英国のプレミアリーグでフットボール（サッカー）の監督をすることになったテッド・ラッソの奮闘と、チームやその周辺の人物を描くコメディ。
数々のコメディ映画でお馴染みジェイソン・サダイキスが企画・製作・主演を担当。
1話あたりの長さが短くサクサク観られるのに、登場人物がみんなクセがありつつ魅力的で満足度が高い！
この手のコメディドラマ、シーズン1はお試し的な感じで、人気が出てからシーズン2以降でより面白くなる…… というイメージだったんだけど。
さすがエミー賞総ナメだけあって、シーズン1からクオリティが高い。めちゃめちゃ笑えて泣ける。
テッドの監督就任には、実はチームのオーナーレベッカの思惑と陰謀があって……
と、悪役っぽいキャラクターもいるのに、最終的にほとんどみんな、善性が前に出てきて応援したくなる。
オーナーのレベッカと、スター選手のセクシーなガールフレンドポジションだったキーリーが、立場や世代を超えて意気投合して友情が生まれるのとか、女性同士の関係性の描き方も良かった！
良いキャラクターばかりでみんな好きになっちゃう中、特に外せないのはいつも怒り顔ながらチームへの愛が強いキャプテンのビアード。
サッカー大好きサッカー命の選手ダニ・ロハスも好き！
スポーツドラマと見せかけて、いわゆる試合のシーンは驚くほど少ない…… そんな中でシーズン1最終話はガッツリと試合の場面を見せてきて、サッカーに詳しくない私でもキャラクターへの愛で泣いた……！😭
Apple TV+オリジナル作品で、他の配信サービスと比べると観ている人が少なそう… …だけど、笑えて泣けて元気が出るから、コメディ好きな方には本当にオススメ！
