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エアガールのmakoのレビュー・感想・評価

エアガール(2021年製作のドラマ)
3.8
空の仕事に憧れ、戦後初のキャビンアテンダントとなった佐野小鞠(広瀬すず)と日本の空を取り戻すために奮闘した熱い人々を描く。

小鞠さんはパイロットになりたかったけど、男性でもパイロットになるのは難しく(終戦後、一切の航空活動を日本は禁じられていたため)、それでも空の仕事に就きたいとエアガール(キャビンアテンダント)に応募する。

日本の空を日本に取り戻すため、尽力された松木さんには頭が下がります。
その他、松木さんと奮闘された方々も。
諦めずに信じた結果だと思います。
白洲次郎が竹中平蔵のように見えた😅
新自由主義は白洲次郎が最初なの?

劇中で印象に残った台詞。
「日本の空を取り戻す。」
「日本の産業を育成するのか、外国に売り渡すのか。」

現代でも日本の空はまだ完全に取り戻してないし、日本の産業や資源を外国に売り渡そうとしている輩がいて、戦後から変わってないんだなと思いながら観てました😰

日本の空のことは2019年の参議院選挙の折にれいわ新選組の山本太郎氏の街頭演説で知りました。
未だに日本の空は日本のものではなくアメリカが一部握ってると。
東京の横田基地、岩国基地(岩国の件は今回レビューを書くときに知りました)の領空は日本の空ではないらしい。
日本はまだアメリカの属国だと。

ドラマを観ながら今の日本の事を思いながら観てました。

原案: 中丸美繪「日本航空一期生」
脚本: 橋本裕志
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