アラスカを追いかけてのドラマ情報・感想・評価

「アラスカを追いかけて」に投稿された感想・評価

モカ

モカの感想・評価

4.0
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'The Fault in Our Stars' (きっと星のせいじゃない)のジョン・グリーン原作、'The O.C.' 'ゴシップガール' のジョシュ・シュワルツプロデュース、Huluオリジナルの全8話ミニシリーズ。
この二人の作風が色濃く出ているティーンドラマだった。

全寮制カルバー・クリーク高校に転入した内向的でおとなしいマイルズ、カリスマ的美少女で自由奔放なアラスカ、口が達者で直情的なThe Colonelことチップ、ニヒルだけど心根の優しいタクミの4人組。

金持ちでわがままなWeekday Warriorsとの対立を中心に、彼らの高校生活が描かれている。

また脇には'This is Us'でランダルの父を演じたロン・セファス・ジョーンズがこれまたMagical Negroとして出ているのだけど、知性あふれる彼の言葉が見ている側にもとても響く。

原作にかなり忠実らしく(未読ですみません)全体的にとても丁寧に描かれている。
ティーンドラマによくあるアイデンティティの悩みのほか、家庭の格差や人種差別・いじめなどもかなり軽いタッチで盛り込まれていて、悲壮感がないため、
近所の学校に通う子どもたちの成長を見守っているような視線になってしまう。
ちなみに飲酒シーンは多いが、ドラッグや性的なシーンは一切なし。

その分各キャラクターがとても個性的で、特にアラスカ役のクリスティン・フロセスとマイルズ役のチャーリー・プラマーの演技に惹きこまれてしまう。
二人とも今後の活躍がとても期待できる役者さん。

このドラマで一番のピークの6話が少し前すぎてそこだけがマイナスに感じてしまったけども、
シーズン通してほんのり暖かい気持ちになれた大好きな作品の一つ。
日本未配信が本当に残念。