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今ここにある危機とぼくの好感度についてのmendeのレビュー・感想・評価

4.2
待望の渡辺あや作品。脚本は昨年3月に脱稿していたらしいけど、死者が出かねない大学の失態があっても、安心安全としか言わずに「イベント」を強行しようとする理事会って…既視感が…。
ドラマを見た後に現実のオリンピック関連のニュースを見るとドラマの中を生きているような感覚になる。

女性が1人もいない理事会や、好感度を考えて意味のあることを言わない主人公がリアル。これだけのことがあったのに、主人公が成長してるのかどうかよくわからないのはさらにリアルだ。
総長は覚醒してイベントも中止にしたけれど、現実世界では総長はいないのが悲しい。
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