馮美梅

直ちゃんは小学五年生の馮美梅のレビュー・感想・評価

直ちゃんは小学五年生(2022年製作のドラマ)
3.3
前作から2年後という事で直ちゃんたちも小学5年生に。
今回は夏休みの物語。前作父親お仕事で福島に引っ越したてっちんが「2年後に戻ってくる」という言葉を楽しみにしてる直ちゃん・きんべ・山ちょだけど、本当にてっちんは戻ってくるのか?

直ちゃんの発案で自転車でてっちんを迎えに福島まで行こうとするけど、当然無謀な話。その途中で出会ったおなけん。成績優秀でいい学校に通ってるけど、同年代の普通の子たちの楽しむようなことを何一つ知らないみたい?

今回、おなけんを演じてるのはウエンツ瑛士さん。なかなかいい味出していますね。

てっちん・はずちん兄弟が戻って来たけど、直ちゃんたちはいつもの公園で遊んでいるけれど、何故かそこには自分の知らない男子が楽しそうに遊んでいるのを見ててっちんは自分の居場所を奪われたみたいに感じその場から逃げちゃうけれど、キーホルダーを落として、みんなに見つかる。

2年で帰ってこれることを信じていたのに、実際は大人の詭弁でそんな調子のよいことなんてない。仲間といたいけれど、子供の時分にはそんな力も権限もない。無力さを感じる直ちゃんたちは早く大人になりたいと。

そして、はずちんにみんながてつちんのことが大好きで会いたいと思っているのかという事を聞いて、はずちんのことを認めてあげる鉄ちんも良かった。

この仲間たちこの関係がいつまでも大人になっても続くといいなと思っちゃうひと夏でした。
馮美梅

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