ジョージア映画祭2024 @ 横浜シネマリン
ラナ・ゴゴベリゼ作品群=彼女の人生、の集大成のような本作。
ラナ・ゴゴベリゼ作品を他にも観ていると、確実に味わいが変わるので、できるだけ観てから本作を観た方がいい。
『昼は夜よりも長い』→『母娘』→(『ウジュムリ/ブバ』)→『ペチョラ川のワルツ』
と全作ではないが観ていたので、タンゴを踊るシーンや、極寒の地に生きるフードをかぶった人形など、所々沁みるシーンが随所に見られた。
金継ぎがまさにこの映画の象徴で、金の糸なるタイトルもそこから来ている。老いても過去は金継ぎのように修復できる。
金継ぎをやってみたくなったんだけど、まさかジョージアの人にそう思わされるとは。