このレビューはネタバレを含みます
Ado目当てに観に行ったのだけど、想定の10倍くらい鬱映画で心の整理に時間がかかった。
ウタの人生が過酷すぎるのと、2時間の中に色々設定を詰め込みすぎて追いつけなかった。
子ども向けの内容ではないと思う。本当に子どもと一緒に観に行かなくて正解だった…ホラー映画の枠に入れておいて欲しい。分かってて見るならいいと思う。
Adoの歌唱力は最高なんだけど、ウタの声優さんとは合ってない気がする。
まぁ皆まで言うなってことやな。
やっぱりいちいち母親視点で見てしまうので没入しづらい。「いやそうはならんやろ!?」となる。
大人として一番感情移入しやすいのはゴードンだよね。ウソップも言ってたけど、ウタと国を滅ぼしてしまった業と逃げずに向き合い続けてゴードン偉いよゴードン…一番うるっときたのはそこ。
そういえば原作第一話でシャンクスがルフィを庇って腕を失ったのも、ウタのことがあったから…?とか思ったりした。
個人的にはコビーが立派な大人になって海軍で仕事してるのを見られてよかった。
とりあえずこの映画は心が元気な時に観て欲しい。鬱ホラー映画だという理解で見たらたぶん大丈夫。
とにかくウタがかわいそうすぎる映画。エレジアの民はもっとかわいそう。