強くなったねルフィ。
本作の最大の発見は赤髪海賊団のクルーたちの戦い方。ビジュアルしか知らなかったけど、そういう能力なのね。昔はずっと追いかけていたので、あの憧れの海賊団の素性が知れてよかったと思いました。
この物語の主軸となるウタウタの実の能力、この設定はすごく好きでした。
音楽も聴いていて飽きないので、楽しく見れます。
しかし、私はもっと迷う姿を見ていたい。
やっぱり好きだったのはウタが迷いながら決断していく姿で、そこにぐっときますが、ルフィは一秒も迷いません。
そこが長い間愛されるキャラクターなのかもしれませんが、ルフィは強くなり過ぎました。
どれだけ非力で何度負けても、心折れず立ち向かう姿に憧れていた幼少期を持つ私としては、ルフィが強くなりすぎて、理想を一瞬で叶えているように見えます。
ルフィはもう大人になってしまいました。
きっと私が資格の勉強しなきゃとか、新しい仕事覚えなきゃとかあたふたしてやっと落ち着いた頃には海賊王になっているんだろうなとこの映画を見ていて思いました。
最近風のうわさで実はゴムゴムの実は凄かったと聞きましたが、知り合いの息子さんが東大に受かったぐらいの印象で、もう一度読み始めることはないと思います。
大好きでしたワンピース。ありがとう。