マリオのゲームを遊んだ人には刺さる映画。
見たことある場所がたくさん出てきて、凄く懐かしい。
そして、キャラクターについて。
クッパは横暴だけど、おバカでとりあえず自分のものにしたいという思考。
あの太い指でピアノを弾く表現もあり、実は器用という一面がゲーム内でのキャラに近く感じて良かった。
マリオたち兄弟の設定は面白いからいい。
ドンキーも昔アニメで見た時はもうちょいアホっぽいイメージだったけど、概ね近い。
キノピオは何のイメージも無かったから良い。
問題はピーチ姫。
最近の作品が描く「強い女性」(男性が描く強い女性)を露骨になぞったせいで、ゲーム内でのキャラとは別物になっている。
そんな強いならマリオが助けに行く前に自分で世界救いそう。(マリオいる?)
完全にゲームファンを狙った作品なのだから、最後までゲームに寄せるこだわりを持って欲しかった。
それだけが非常に残念。