このレビューはネタバレを含みます
「俺はダース・ベイダーだ」
序盤の展開から『エンド・オブ・ホワイトハウス』や『ホワイトハウス・ダウン』の北欧バージョンかと思ったけれど、それだけに留まらず、舞台が目まぐるしく変化していき、ストーリーも二転三転し、なかなか濃密なサスペンスアクションだった。ハリウッド映画と違って、大統領があっさりと殺されちゃうし(あらすじでバラしてるけれど、いいの?)。
下手をすると詰め込み過ぎでとっ散らかりそうなんだけど、原作小説の出来が良いのか、脚本の芯がしっかりしているのか、とにかく上手くまとまっており、グイグイ引き込まれる。
とはいえ不満がないわけではなく、エピローグが悪い意味で適当にまとめに入ったような感じで残念だった。
敵の弾が主人公らに全く当たらない主人公補正にはもう慣れちゃったかも。