このレビューはネタバレを含みます
斎藤瞳(吉岡里帆)はテレビアニメの初監督に抜擢され、デビューが決まる。裏番組では、瞳が憧れる人気監督の王子千晴(中村倫也)のアニメが放送されることに。覇権を取るのはどちらなのか…。
アニメのTV放映までの過程や、放送後のBDの売上、メディアミックスなどについて詳しく知らなかったので勉強になりました。商売として成り立たせるための過程が少し理解できました。
また、アニメ業界で働く方の熱量をとにかく感じる作品で、鼓舞される部分もあり良かったです。アニメーションに関わる方の本気度が目に見えるようでした。
登場人物の中では、瞳を抜擢したプロデューサー・行城理(柄本佑)が魅力的。瞳を思ってあえて業界の厳しさを経験させるような姿が印象的ですが、そうした彼の本意が分かる瞬間が素敵でした。
また、アニメーションを使った演出もあり面白かったです。特に、視聴率を争う場面の演出はワクワクしました☺︎
瞳たちの努力を見て、私もお仕事頑張ろうと思える作品でした。
