観ている間はずっと面白かった。
中盤からは主人公瞳や各キャラの言葉が刺さりまくった。
ただ…涙しながらも同時に「ん?」(ちょっと変じゃね?)という箇所が結構あったりしたものの、作品の勢いとパワーにスルー出来た。
そして映画が終わっての賢者タイム。
沢山あった「ん?」の方が気になって「う〜ん…」になっていった。
憶測するに、劇中の言葉、セリフなどは原作から拾ってきているのかなぁ〜と。
設定や演出は映画を作る上でのものかなぁ〜と。
パンフで藤津亮太さんが、好意的な表現として”盛られた”と書いてはいるけれど、コメディとしてのデフォルメだとしても「う〜ん……」となってしまう部分の方が気になってしまっている。
自分は業界関係者ではないので実情は知らないけれど、現在のオタク(褒め言葉として)の人に知識には到底及ばないものの、アニメもそれなりに好きなので、現場とか多少の話などは小耳に入ってきてしまうし、フツーの社会人としての、大人同士の常識的な関係を加味して考えると…盛り盛りなんじゃない?と思ってしまう。
むしろコメディとしてはデフォルメが足りないのか?
ラス前の隣の男の子に対しての、あまりにもベタ過ぎる着地に「えっ!??」となってしまった。
劇中では瞳と王子は最終話にあんなに葛藤してたのにさ。
それ以前に劇中の音楽が最初はサンプリングかと思ったら、どうやらまるパクりだった『バードマン』と『ソーシャルネットワーク』は無いなぁ〜と。
配信とかされて、世界に出たら訴えられたりしちゃうんじゃないだろうか?(『バードマン』はまだしもトレント・レズナーの曲はヤバくない?)
パンフは豪華版を買っちゃったけどさー。
吉岡里帆ちゃんに罪はない!
中村倫也の王子監督は『100万円の女たち』をちょっと思い出してしまった。
最近の声優さんはホントに可愛い人が多いな。