岡田准一主演を見て外された記憶はないのと、最近のヤクザモノは、当たりが多いので鑑賞してきました。
坂口健太郎は、光のお父さんの印象ぐらいしかありませんでしたが、サイコ的な役柄もハマってました。MIYAVIもクールな切れ者って感じでカッコイイです。ただ、パッとみの印象被るので、般若の金田でない別の人を用意すべきだったと感じました。岡田准一は何も言わなくてイイデスネ。
ヤクザ組織に潜入する話で、バイオレンスアクションとして凄い良かったですね。人の顔、役割覚えれない、組織の構図が複雑すぎるってこともなかったです。わかりやすいストーリーです。
それだけに、もっと良く出来たんじゃないか、もっと踏み込めたんじゃないか？という惜しい気持ちがあります。metooご時世に女性を拷問するシーンを入れてて狂ってるな、とか思うんですけど、サイコ的なシーンなり目を背けたくなるシーンを突っ込んでほしかったですね。
他のシーンでも、あまり血みどろにしないようにしようという配慮が全体的に感じられましたね。孤狼の血ぐらい踏み切っちゃって欲しかったですね。松岡茉優も好きな俳優ですけどヤクザの女って感じはしないですよね。
何より話のピークが襲撃シーンに来てて、終盤まとめに入ってるなぁと感じてしまい、少し冷めてしまったんですよね。見てて知ったんですが、上映時間長いんですよね、138分と。ここまで長いなら、もう15分長くして最後をもっと厚く仕上げても良かった気がします。
色々突っ込みたいところ、警官が女子高生に交際申し込むとかアウトでは？とか、色々安全意識低すぎる、動機や信念がよく分からないとか思うんですが、原作読めば分かるんでしょうかね。ここらへんはあんまり気にしてないです。
坂口健太郎の最後のセリフが良いです。
