アウトレイジファイナルがそれ程だったのと、私生活についてあれこれ言われてるので、そんなに期待してなかったけど、かなり面白い。
余興で人権が吹き飛ぶ戦国時代だからこその差別シーンが盛り込まれてる。
このご時世だからこその風刺、ブラックユーモアを突っ込んでて、笑かしてもらいました。後半、特に。
敢えて何でしょうね、かなり男色シーンがあり、きのう何食べたで、出し惜しみ?してる西島秀俊のベッドシーンが見れます!加瀬亮との絡みの方が見たかったのだけど…
たけしの滑舌も気にならなかったです。時々、コントになるからか?セリフによるのか?現代にタイムスリップのが興味深いです。
邦画にありがちな、大袈裟な演技というわけでもなく、ミニシアター系の聞き取りにくいボソボソ演技でもなく、見やすいです。
キングダムでは、予算や人員の足りなさを音で誤魔化してる感がありましたが、これは寄せたシーンが多く、血も吹き出るのもあり迫力があります。
色々配慮しなければならない時代に、金を払って、映画館という限られたスペースに来たのだからこそ、そうそう、こういうのが観たかったんだよ、とかなり満足しました。