ストーリーの流れや各キャラクターの動きがよく分からないところが多々あった。特に土岐が言っていた発信機の件、処理場のシーンの後の各キャラクターの動き。分からない部分や聞き取りづらい台詞もあったが、そんなものはすべて岡田准一さんのアクションでひっくり返っていた。ダーティーで、あらすじにもあるようにまさしく“腕っぷし一つ”といった感じ。岡田准一さんの体格の説得力。ガンアクションも良かった。
さらに良かったのは、坂口健太郎さんとはんにゃ金田さん。
坂口健太郎さんはサイコパスなヤクザということで、今までにあまり見たことのない表情が良かった。それでもやはり可愛さは残る。だからこそ怖いのかもしれない。
はんにゃの金田さんは腕っぷしはまったくで、完全にインテリヤクザ。金田さんの身長といいい、体格といい、髪型といい、すべてがインテリヤクザとしての説得力があった。めちゃくちゃ良かった。こういう役をもっとやって欲しいし、見たい。
以下は個人的なメモ
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北村一輝さんの刺青、やばすぎやろ。ほとんど刺青やん。
「ぶるっとのびてんじゃねえよ」
あんだけかっこよく瓶を蹴り割ったのに自分で拾ってる。笑
なんで十朱はビリヤード玉(?)を持ち歩いてんの?
兼高と室岡が出会う過程がない。と思っていたらラストにあった。
木竜麻生さん、可愛い。
はんにゃ金田さんが良い。演技はそこまで上手くはなさそうだけど、あの居て立ちが勝ち。
「噂レベルの話が聞きたくて呼んだじゃねえよ」
「客人が汗まみれじゃねえか。もっと冷房強めろ」
処理場での攻防
「犬をやめろ。自分を解き放て」
「マッドドッグで始まりヘルドッグで終わり」
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