霜月

バブルの霜月のレビュー・感想・評価

バブル(2022年製作の映画)
3.0
そして、東京は捨てられた。

色が無いようにも見えてしまう無機質な都市・東京。ある日突然超常現象に襲われ、人々の中心であった場所が廃れてしまった。水の緑と崩壊した都市。自然と超常現象の色鮮やかさがモノクロの街を彩っていた。キャラクターデザイン(小畑健さん)、そして物語の前進力となっている音楽(澤野弘之さん)…。視覚的・聴覚的に惹かれる作品でした。儚くて美しい、まさに“泡沫”のようでした。

集合体が苦手な人にはおすすめしません。
霜月

霜月