カンパッチー

恋は光のカンパッチーのレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
3.7
原作漫画の主人公の選んだ相手にまっったく納得いっていなかったので、ラストが違うだけでまじで大満足!ただ原作を読んだ上で同じく納得してない人には(ほぼ90%の人)勧められますが、この映画を見たあとに原作を見るのは薦めません。怒りに震えますよ、原作のオチは。オチ以外はオススメですが。

しかっし4人ともみんなキラキラしてやがる…!でも、この作品で1番好きなのは好きな相手がいる人を奪いたくなってしまう宿木さん一択です。宿木さん、恋が成就=光が消えちゃうから、成就したって詰んでるんですけど、人の物だと思うと魅力的に見えてしまうってビッチなんですが、欲望に忠実な人間ってこういう作品だと余計にキラキラと輝いて見えますね。

つか500日のサマーのズーイ・デシャネルのShe& Himを劇中とエンディングで流すのはずるいですよ、それだけでグッときちゃう!サマーに恋して世界が輝いてしまったサ厶と恋がわからなかったサマー、人が恋する光にうんざりしながらも憧れる主人公と同じく恋の定義が分からないヒロイン、違うんだけどなにか通じるものもいうか監督的にテーマで近いものがあったりするのかな?キラキラだけでなく神尾楓珠くんの不器用なだけでなく陰を感じる演技も良いですね、でもこの作品はとにかく馬場ふみかが良いです。