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恋は光の821のレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
4.5
コロナの波が多少落ち着いて来た頃の、久しぶりの劇場鑑賞作。「恋とは?」という普遍的な疑問を中心に据えた、大学生4人をめぐる物語。タイプやアプローチ方法の違う3人の女子と、恋の光が見える男子によって繰り広げられる会話劇がとても瑞々しくて、久々に目に輝きを宿らせているような気分で作品を鑑賞できました。

とにかく、大学生の多様な恋模様が眩しく、可愛らしい。特に西野七瀬の演じる北代がいじらしくも可愛らしく、北代、がんばれ!と心の中でエールを送ってしまっていた。詳細は忘れてしまったけど、たしか電車の中で西条から好きな人ができた旨を聞いた時の、彼女の表情の変化が見事だった。狐狼の血パート2よりも格段に好きな演技でした。
馬場ふみかもよかった…。揺らしてく系女子…。東雲さんの服は全部スキ……💖

大好きな類の恋愛映画でした。淡い期待も、はじける想いも、深い愛情も、溢れる涙も、全部キラキラしていた。若干のファンタジー味は全くノイズにならず、レトロな雰囲気も大好物で、大大大満足でした。
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