このレビューはネタバレを含みます
めちゃめちゃ面白かった。面白かった、けども…。己がそういう「典型的なストーリー」を求めて、わけ知り顔で「リアル」と語ってる人間ではないか?と自問させられるような、針や、なんなら太めの釘でグサグサ刺されるような、(身に刺さる)皮肉の効きまくった作品でございました。
様々なシーンでスパイスが効き散らかしていましたが、特に印象的だったのは5人の審査員が受賞作を最終的に多数決で決めるシーン。「今こそ、(アフリカン・アメリカンの)彼らの声を聞くべき」。いや、目の前にいる当事者2人の声を先ずは聴きなさいよ。
ところで、本作のAmazonの字幕文字化けしてたから修正してほしいな。