Cavianne

サバカン SABAKANのCavianneのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
3.6
なんてことない夏休み
ふと振り返ったときに、特別な時間だったことに気がつく


こう、Summerとか、少年時代とか、secret baceとかが脳内再生されるタイプの作品は正直どれも似ている。
そんな既視感の中でもやけに日本人の心を掴んで揺さぶるのは、
観賞しながら幼い自分と重ね、思いを馳せて、
無意識に+αで個々のノスタルジーな感情を加えていることにあると思う。
あるいは、既に遺伝子に組み込まれており、必然的に感動するように脳が刺激されているのかもしれない。
事実、私にはこんな田舎はないし、友達と野山を駆け回ったこともないのである。

他の作品との大きな差は、サバ缶が食べたくなった。
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