Mariko

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのMarikoのレビュー・感想・評価

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大人になった『ショーティ』を予告で観てからずっと観たかった。
だから、この最高過ぎるウェイモンドへの満足度は計り知れなかった。

が、この映画をどう判断したものか。
カオスに見えて、テーマはとてもシンプル。感動的だし色々よくできている。昨今、乱発しすぎ(汗)のマルチバースを必然性をもって見せるのもいいし、とりあえずポリコレ発動しとけばいいんでしょうとばかりに、特に意味なく何かと女性にしてみたりLGBTQにしてみたりアフリカンアメリカンをはじめとする非白人にしてみたり、の某ディズニーにもちょっとは見習って欲しいレベルのアジア人女性主人公であり、そういうファミリー。

しかし、、、正直楽しめたかというとそこは微妙で、全然笑えなかったし、上映中のかなりの時間を「あああ、もう全然ついてけてないよう」っていう状態で過ごしていたのだった。いやそれは予告の時から感じていたことで、だからキー・ホイ・クァンは見たいけどどうしようー って思っていたのだけど、その懸念をなべさんがレビューで明文化してくれたことで、逆にこれは自分の目で確かめなくては、と劇場に赴いて見事撃沈…

珍しくレビュー書く前にフォロワー各位のレビューを覗いたところ、ストーリーの描き方とかでいつも共感している(おそらく私よりかなり若い)方々のレビューがものすごくハイテンション。私に(おそらく)近い年代の方からは戸惑いが見られる。境界線がハッキリとはわからないけれど、over40(もうちょい上かな〜)には感覚的に難しいのか?と考え中…参ったなあ(結論なし)
Mariko

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