朱里

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの朱里のレビュー・感想・評価

4.0
7冠受賞でエブエブ祭りだった昨年度のオスカー授賞式。
私はその時点では本作未鑑賞で、予告編観る限りコメディとアクションなのかな?というイメージで、本作が作品賞を受賞した理由がかなり気になってたところ。

アクション映画とコメディ映画の奥に隠された人間ドラマに感動させられ、鑑賞前のイメージの斜め上をいく内容に作品賞受賞も納得の映画でした。

父親との関係
離婚間近の夫との関係
母に反抗する娘との関係


様々な問題を抱えるエヴリン
ごく普通の女性が多元宇宙を行き来できるようになって色々な自分に出会ったら?
それと娘のジョイが悪役のような存在という発想もナイス。

何もかもがカオスで途中から自分の脳内までカオスになってきたけど、最後の方で今までの出来事の意味が分かってくると感動する。

笑い
アクション
ちょいお下品
感動
それらのバランスが上手く取れてる作品です

別の宇宙の自分ってどんな人物なんだろう
"ラカクーン"は笑えたw
朱里

朱里