新海誠監督の最新作を試写会で鑑賞。何よりも新海監督の舞台挨拶での姿に感動。周りに聞くばる配慮や謙虚さ。この姿勢が映画に反映されているのではないでしょうか。
当初は若者同士の恋愛話かな？と思っていましたが、今回はひとつ日本に特有の災害を元に、シリアスな物語が演じられています。この話の軸ですが、その内容はすぐには明らかにはならず、徐々に明らかに。
ネタバレなるので詳細は省きますね。
災害もそうですが、今回の作品は日本の文化や文明をよく表しています。扉に封印されし魔物（みみず）を封印する様はまさに陰陽師。かっこいい！
主人公すずめの旅は宮崎から東へ。
立ち寄る場所は、あとから考えたらなるほどの場所。そうか、そうか。
なんとなく気がついてましたが、最後に辿り着いた場所を見たら、ああやっぱり、、、それに気がついた時には本当に切なくなりました。
ただ今回の作品は監督がこの日本全土を襲った悲しさを改めて表現したかったのでしょうか、、ただその悲しさを、新海誠ワールドの美しいグラフィックが癒やしてくれます。
何より椅子の素晴らしさ。こんなに椅子が愛おしくなるとは、、
今回は試写会でしたが、上映開始したらぜひ劇場で見たいと思います。
アニメはちょっとなぁと思う私のような中年サラリーマンにもおすすめの映画でした！
しかし見れば見るほど椅子が好きになりました。カタカタ動く音が可愛すぎ！
