俳優良し、雰囲気良し、映像良し、ストーリー、、、音楽特に主題歌良し!!
自分は一部の過剰な演出以外は概ね満足しました。
失踪した弥生(長澤まさみ)を探す恋人の精神科医の藤代俊(佐藤健)。探す間に自分が弥生を見ていなかったこと、そして自分の叶わなかった恋人(森七菜)との思い出を見つめ直すことになります。
正直ストーリーは3月にありがちな出会いと別れの恋物語ですが、この作品は画像がとにかくアート。
カメラのピントの微妙な操作など一画面が非常に細かく撮影されているのが印象的。プラハ、アイスランドなんかは画面見るだけで癒やされた。
そしてそしてこの作品の一番は音楽。小林武史さんの劇中の音楽もぴったりですが、藤井風の「満ちてゆく」がとにかく秀逸。
この映画見ようとしたのも予告編の主題歌聞いてからですもんね。
ラストで、流れた時には体が硬直するくらいビビッときました。 最近映画の最後のエンドロール主題歌を聞かずに退出することあるのですが(失礼)、この曲は最後までじっくり聞いた。
「手を離す、軽くなる、満ちてゆく」いや素晴しい歌詞だ。
これだけでも見る価値あります!名曲。