IMAXのための映画と言って過言ではない。特にここまで大迫力の音は初めてでした。
よくIMAXを紹介するとき、飛行機の轟音が紹介されますが、いざ映画見たらそこまで凄い音はなかったりしましたが、この映画は飛行機飛びまくりの、重低音が聞こえるのではなく響くというか突き刺さる。
中身はというと物語は何編かにわかれてた印象。共通しているのは、ポール(ティモシー・シャラメ)の成長でしょう。
父をなくし、母を頼って生きている前半から、恋人を見つけ、落ち着くかと思いきや、王として覚醒。
後半から最後にかけて、ポールは何か覚醒した結果、何かをなくしていた印象。ラストの恋人の憎しみのある眼差しが次回作を期待させます。
全体的にIMAXによってかさ上げされてる印象で、この作品をIMAX意外で見たらどうなるのか?という意味ではやや心配。いい作品ではありますが、IMAXありきの作品と言われても仕方ないかもしれません。