けいたん

生きる LIVINGのけいたんのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.9
自分の最期を知った時、自分は抜け殻だったと気づくのは辛い。『生きるliving』のような映画を観たり、本を読んだ時に、生(生きるということ)についてふと考え、ダラけた日々を反省したり、誰かに優しくなったり、そうやって少しずつ自分を磨いていけたならいいな。私の映画や読書が、ピーターにとっての〈あの場所〉のように。

ブランコのウィリアムズ幸せそうだった、誇らしいよ、でもただただ哀しい。

ウィリアムズの佇まい素敵、紳士だ。

マーガレットの輝きより、ネーミングセンスの凄さばかり心に残った。「◯◯ビ」に何度も笑った。


ラスト「え〜」っと思ったけど、人は簡単には変われないか。誰が誰かよく分からなかった人たち。ウィリアムズだって余命半年の宣告を受けなければ、変われなかったかもしれないし、色々と考えさせられました。