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ザ・ロストシティのJIZEのレビュー・感想・評価

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
3.3
南の島へ連れ去られた不運の女流作家と彼女を助けに来たその小説の表紙モデルの男が島から脱出するため大冒険を繰りひろげる。ストーリーはほぼあってないような代物の系譜。ダニエル・ラドクリフの億万長者役の胡散臭さが、ストーリーよりも気になり、つねにハマっていたように思える。ブラピのこの役をあてる使いぱしり感も、オチ含めかなり良い。また作風の馬鹿馬鹿しさ含め『トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年)』のトンデモ感も足す。楽しんだモン勝ちの映画である。主演のサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムの気迫や体を張った体当たりな感じも、お腹いっぱいになる。鑑賞中はせいだいに盛り上がって翌日には内容忘れてるような、キャラの愛くるさややりとりの馬鹿馬鹿しさを存分にたのしめます。
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