のんchan

ミュンヘン:戦火燃ゆる前にののんchanのレビュー・感想・評価

3.9
Netflixが強く推して来ますが😅ナチス絡みの政治的内容は興味深いので鑑賞‼️

国家は今も昔も外交によって左右されます。
この話は題名に匂わせる通り、1938年9月29日〜30日にかけてドイツで行われた『ミュンヘン会談』の史実に基づいた、その中でのフィクションドラマです。

オックスフォード大学時代の親友だった2人の若い外交官、イギリス🇬🇧人ヒュー(ジョージ・マッケイ)とドイツ🇩🇪人ポール(ヤニス・ニーヴナー)は、ミュンヘン会議の前に久しぶりに対面する。それぞれの国を守る為、戦争の陰に沈まないよう世界の未来のために行動しようとする…

ジョージ・マッケイが主役のようですが、今回はヤニス・ニーヴナーの演技も良かったです。
ポールはヒトラーを怪物だと理解し、自らヒトラーに近づいて...とあくまでフィクションですが、面白く観れました。

「生きる時代は選べないけど、どう生きるかは選べる❗️」

時間の制約がある中、スピーディな動き、ちょっとした目線、素早い行動をカメラが追って緊迫感を持たせていて飽きさせませんでした。


観終わって調べたら、イギリス首相ネヴィル・チェンバレン(首相在任1937年5月28日 - 1940年5月10日)は、ナチスドイツに対する宥和政策を取り、大戦を招いた世紀の失策の政治家❗️となっているが、女性や子供の労働時間に制限を掛け、有給休暇関連法や家賃統制など労働者の権利を優先させる法律の制定に尽力したとなっている。戦いを望まず優しい方だったのでは?
ご本人画像を見るとなかなかのイケメン。首相役のジェレミー・アイアンズは髭を似せて、品の良い優しい瞳で好演していました。
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