Nちゃん

追想ジャーニーのNちゃんのレビュー・感想・評価

追想ジャーニー(2022年製作の映画)
3.3
高校生の文也は母親とケンカし、勉強もしないで居眠りしてしまう。
気がつくと何故か舞台の上におり、目の前には見知らぬ男がいた。
やがて同級生で幼なじみのくるみとクラスメイトのゆりえが舞台上に現れ、どちらと付き合うか決めるよう迫られる。
夢なのか現実なのかも分からない中、見知らぬ男はこれが現実であり、自分は30年後の文也だと話す。
そして文也がいる舞台は、過去の出来事を追想してその時に選択した内容を変えられる不思議な場所だった。


未来から来た文也が過去の自分に助言をし、人生をやり直すパートから、次第に年を重ねて見えなくなっていたものにスポットを当て、過去の文也に気付かされるパートにシフトしていくのが他ではあまり見ない展開で良かった。
過去文也の「18歳じゃなくておっさんの今に分岐点がある」は凄く響いた。
割と既視感のある設定ではあったけど、最終的に過去の自分が物語をリードしてるのが斬新で、長さも丁度良かったので飽きずに見れました。

↑この方のレビューがまんまレビューすぎて見事だったので拝借させていただきました。まじでこれ。

映画なのに舞台上での演出が舞台を見ているようで斬新だった。でもこれ映画。
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